2010年11月14日

芋煮会

ちょっと前の話になるんですが、例の、食い物のためなら死んでもいいという異常集団による恒例の芋煮会が、広島市の太田川環境護岸でありました。

この日はあいにく朝から天候不良。でもまあなんとかなるさと、とりあえずスタートすることに。少々気温も下がりそうだと言うことで、オラが用意したのはサムゲタン。丸鶏や漢方食材を使った韓国のスープですね。前日から仕込んだので、朝にはすっかりいい感じに仕上がっていました。


サムゲタン.jpg


いやはやまずまずのデキです。しっかり鶏のうまみも出ているし、体が温まります。

ところが天候は回復するどころか、本格的な雨に。でも、仲間が持ち寄るうまいものさえあれば、わがメンバーたちはまったくひるみません。傘をさしたりカッパを着たりして食い物に群がります。


雨中.jpg


この日もみんなが持参したのは珍品揃い。これは焼いて食べるチーズ、カチョカバロ。最近、あちこちの店でお目にかかるようになりました。お焦げっぽいところがバカうまなんですね。ダッチオーブンのフタがいい働きをしてくれます。


カチョカバロ.jpg


続いては希少品のきのこ、クロッコ。くろかわとも言いますね。煤けたような黒いきのこで、食べるとちょっと苦みがあるのですが、その向こうに何とも言えない深いうまみが潜んでいる。あぶって醤油をつけたら最高です。苦みがまた段々クセになる。大人の味です。最近は採れなくなったので、けっこう高値ですよね。


クロッコ.jpg


これはなんとポリ袋に入った中国の酒。三糧酒という銘柄だそうです。なかなか薫り高い、うまい酒なんだけど、ポリ袋っぽい風味がするのがご愛敬(笑)


三糧酒.jpg


そのほか、いろんな銘酒、珍酒もいっぱいです。どこから集まってくるのかというようなラインナップ。オラが中国の友人からもらった五糧液の特選酒も、かなり好評でした。

で、肝心の芋煮の方は、牛肉醤油味と豚肉みそ味の二種類を大鍋でドカーンと。本場でもなかなかこれだけの量&質の芋煮は珍しいのでは。


芋煮醤油.jpg


最後の締めにうどんを投入。まったく衰えない食欲で鍋に集まるみなさん。すごいエネルギーです。うまかったねえ。今度は忘年会だ!

うどん.jpg
posted by 炎の料理人 at 22:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月27日

大人のピクニック

ちょっと前の話ですが、太田川沿いの通称ポップラ通りの河川敷で「大人のピクニック」をやりました。大人…と言っても、怪しいことをやろう、ちゅうんじゃありませんぜ。真っ昼間に青空の下でみんな持ち寄りでうみゃ〜ものを食べ飲み、わいわいと楽しくやろう、ちゅう話です。

草原の上にシートを広げ、タープを張り、おかずを広げて車座になり…なかなかえー感じでしょう。

車座.jpg

みんなが持ってきた料理は、煮物あり焼き物あり、オラもいつもの豚バラのベーコンと枝豆を持ち込みました。素朴なおかずがおいしいよね〜、こういうときは。ちょっとしたものをあぶったりするのに七輪も持参しました。

ピクニック料理.jpg

今年の夏はホントに暑かったですね。実はこの日も暑かった。それでも、やっぱり川面に立っていると涼しい風が渡ってきて気持ちいいです。日暮れには川面がきらきら光ってきれいです。

川面.jpg

みんなリラックス。やっぱり外めしはいいです。すべての食べ物が普段の倍おいしいし、いつまでも座ってしゃべっていたいほど。またやりましょうね、みなさん。

全景.jpg
posted by 炎の料理人 at 21:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月05日

太田川

先週の日曜日の話になってしまいますが、広島市安佐北区飯室の太田川沿いにある川魚料理屋さん「ひらお」で外めし大会をやってきました。

http://nekokichi34.blog33.fc2.com/blog-entry-1176.html

駐車場のような広場を使わせてくれるのだという。海の家にあるようなあずまやも自由に使える。ありがたい話である。

現場に着いたら仕込んでいた豚バラで燻製作り。なんか、久しぶりじゃなあ。前夜、粗塩、きび砂糖をすりこみ、黒こしょう、すりおろしニンニクもすりこんでポリ袋で一晩寝かせました。

豚バラ.jpg

七輪に火をおこし、細かく切った桜の小枝をくべて上から豚バラをつるした燻製器をのせる。そしてふたをして約1時間加熱。

燻製器.jpg

桜の枝を増やすと煙の香りが強くつくし、枝は少なめにして炭火で加熱すればあっさりした風味の燻製に仕上がります。今日はやや軽めの仕上がりに。オラの燻製は手抜きもいいところで、ソミュール液とかいう調味液に漬けるのではなく、直接、塩などの調味料をすりこむ。流水にさらして塩抜き、なんてのもしない。チップは使わずに、拾ってきた桜の木ぎれを直接くべる。それでも熱燻なら、本格的に作ったものとそれほど大きな違いはない(たぶん)。

燻製.jpg

ほかにもラタトゥユを作ったのだけど、写真は省略。ここのお店は川魚料理屋さんだけあって、見事な鮎が出てきたので、これも炭火で焼いた。

鮎.jpg

写真をとり損ねたけど、ウナギの白焼きもうまかったなあ。養殖物ですけど、自分のところで質のいいウナギをさばいて焼いているので、わさび醤油でパクパクいけます。鮎めしも最高です。

鮎めし.jpg

この日、集まった連中は広島でも札付きの食い意地が張った軍団。ほかにもうまいもの満載だったのだけど、調理と食べるのに忙しくて写真あまり撮っていません。これはチヌの松笠造り。皮を残したチヌの身を軽くあぶって冷水で締めます。三枚おろしはナゾの庖丁人がやってくれました。

チヌのたたき.jpg

「ひらお」のおかあさんが出してくれた野菜も実に新鮮。うみゃー。

野菜.jpg

猛暑の中だったので、この後、川で泳ぎまくりました。太田川もここまで来ると水がきれいで実に爽快です。すばらしい休日となりにけり。

posted by 炎の料理人 at 21:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月10日

黄金週間

ゴールデンウイークは、比較的好天に恵まれ、外めし三昧にぴったりの気候でした。

前半戦は広島県北東部へ。知人のお宅におじゃまして、山仕事の真似ごとをしたり、楽器を演奏したり。久しぶりの仲間とも会えて、充実した時間でした。

そこで披露したのは鯛の蒸し物。道すがらのスーパーで、立派な天然鯛が激安で売っているのを発見。1キロはありそうな鯛が、たった730円。もうお腹に卵を持ち始めているので、最高の味とはいかないと思いますが、これは買わなきゃ。腹を出し、えらとうろこを取り、塩を軽くして酒と醤油で味付け。ネギを乗せて10分ほど蒸します。そこに、熱々のネギ油をザッとかけてできあがり。淡泊な白身が、トロッととろけるうまさになります。

鯛.jpg

でも、そこでのメインスターは、おじゃましたお宅の主が作ったパエリア。巨大フライパンにアサリ、エビなどをふんだんに使って作ります。普通、パエリアは外国産の長細いお米を使うけど、ここのは地元のお米を使ってます。でも、これがむしろお米らしいおいしさをしっかり味わえる、いいパエリアになるんです。

パエリア.jpg

後半戦は西中国山地へ。知り合いの会社の行楽行事に乱入。お昼はお弁当が用意してあると知らされたのですが、こちらは外めしをやる気満々で、その時には、もう仕込みをすませてしまっていたのです。

当日、ご披露したのは、豚バラの燻製、ジャークチキンと、超定番のローストチキン。ローストチキンはパフォーマンス性があって、しかも簡単でおいしい、と選んだのです。

チキン.jpg

でも、さすがにみんなが弁当を食べた後だと、少々きつかったかな?

ともあれ、快晴の天気とみずみずしい緑の山々を前に食事ができるだけでも幸せ。やめられません。
posted by 炎の料理人 at 22:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

雪の中へ

ホントに久々に雪の山へクロカンに行ってきました。もう、スキー、さび付いてました。すねてたんじゃないかと心配するほど。でも、雪の中に突入すると元気いっぱいであります。

初日は庄原市高野町の高暮ダムへ。でも、ちょっとスタートが遅かったのと、途中で道を間違えたこともあって、ダムの堰堤は目にすることができずに途中で断念。まあ、雪の中で歩けただけでもよしとしましょう。

持参したユニフレームのネイチャーストーブでお湯を沸かしてコーヒータイム。木切れを燃料にするのは面倒なんだけど、でも、何だか楽しいんだよね。これぞ外めし道の基本です。


コーヒー.jpg


いっしょに行った後輩のY君、ちょっと体重増が響いてバテ気味でしたが、これで元気になったかな?

その夜、泊まったのは高野町高暮の農家民宿「ひげおやじの館」。

出てくる料理は鮎の塩焼き、シシ汁、山菜の和え物、漬け物など。すべて材料の調達、加工、味付けは宿のご主人の長宗さん自身が手がけた。農業の傍ら、釣りをしたり猟をしたり、器までお手製という徹底ぶり。長宗さん自慢の、炭火であぶった鮎は最高です。頭も骨も、ぜーんぶ食べられます。


いろり.jpg



山菜.jpg



長宗さんは定年前にサラリーマンに見切りを付け、高野に小さな家を建てて農業&民宿を始めた。そしてここで一人暮らしを楽しんでいる。ときどき訪れるお客さんを相手したり、地域のイベントを企画したり、広島のご家族はときどきやってくるだけだけど、「自分のペースでやってます。金もいらないし、ここの暮らしに満足」。


ひげおやじ.jpg


夜更けまで飲んで食って。長宗さん自慢の五右衛門風呂や薪ストーブのおかげで夜も寒くありませんでした。翌日は高野町の大鬼谷へ。キャンプ場のいちばん奥から林道が始まる。そこをどんどん登っていくと、まずは雌滝。なだらかな流れが二つに分かれた美しい滝だ。次いで雄滝。こちらは直線的に滑り落ちる流れが見事。途中、ヘロヘロだったY君も、まるで冒険家のように見えます。


雄滝.jpg


ひげおやじの館
住所:広島県庄原市高野町高暮129−2
電話:0824−86−7137(Fax兼用)
E-mail:nagamunex(a)go6.enjoy.ne.jp →(a)は、@に変換してください。
posted by 炎の料理人 at 20:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

餅つき

庄原の知人宅で餅つきがあるので参加してきた。

何を隠そう、私は餅つきが大好き。子どものころ、近所にあった父親の実家に親戚が集まって餅つきをした。当時はもちろん餅つき機なんてのはなかったから、すべて手作業。正月を前にした、何ともうきうきした気分の中で、大人もこどももわいわい言いながら餅つきの作業をする。いま、思い出しても楽しい記憶だ。

庄原の知人の家の餅つきは、いろんな人たちが集まってきて、薪でお湯を沸かして餅米を蒸し、杵と臼で餅をつき、手で丸める。まさに子どものころの餅つきの光景がよみがえるので、とてもとても楽しい空間なのだ。

餅つき.jpg

私も餅つきをしたけど、体力が落ちているのがわかる。ひと臼つき切る前に息が上がってしまう。それでもがんばったら、腕が痛いです。子どもたちがお餅を丸めるのを手伝う姿に、自分のこども時代を重ね合わせる。

丸める.jpg

自家栽培、しかも除草剤を使わず合鴨を使って育てた赤米をお餅の中に混ぜた珍しい餅も。赤米は精米すれば餅米と同じだけど、それでは色がなくなってしまうので、玄米のまま使う。だから、お餅の中でつぶつぶした食感が残るのだけど、それはそれでおもしろい。

赤米.jpg

そしてお楽しみは、お餅以外にもいろいろなおいしい食べ物を楽しめること。炭火でカキや太刀魚などを焼いたり、自家製のみそ汁を味わったり。

焼きガキ.jpg

お招きくださった方々、準備してくださった方々、本当に感謝感謝です。お天気もよかったし、最高の休日でした。来年も、ここでゆっくりとお餅つきを楽しめるような平和な一年でありますように。

最後に、大粒の焼きガキをどうぞ!

カキ拡大.jpg
posted by 炎の料理人 at 20:25| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

獣肉

例の食い意地が異常に発達しているグループの忘年会。おいしいお好み焼き屋&鉄板焼き&韓国料理屋さんで。でも、なぜか外めし道具を一式持ち込んでの大パーティーとなった。


このグループでの忘年会は、毎回、食材のテーマを決めていろんな物を持ち込む。今回のテーマは「獣肉」。ふだん、あまり口にしない食材を集めてみんなでガンガン食おうという趣向だ。


まずはイノシシ。庄原の友人が、最高の肉が手に入ったと送ってくれた。これは塩コショウ焼きで。


シシ肉.jpg


脂が実にあっさりしていて、そのくせ肉のうまみがじわっと口に広がり、これはうまい!!シシ肉は臭い、とか、硬いとか思っている人がいるけど、正しく処理された肉はゼッタイ臭くないし硬くもない。


続いてトド。タレにからめてから焼きました。見てください、この色を。


トド.jpg


ある人が「生なのか焼けているのか焦げているのかわからない」と言っていたけど、それも納得。で、その味は…。


はっきり言ってマズイ。昔食った、安物のクジラ肉って感じですね。旨みがないし、妙にボソボソした食感。


さらに、アザラシ。溶岩焼きにしております。


アザラシ.jpg


これも似たり寄ったり。海獣ってのは、おおむねこんな味なのかなあ。エスキモーたちはもっとうまい肉を食っているのか?やっぱり彼らのように生で食べないとだめなのかなあ。


続いてヤギ。ヤギといえばマトンをさらに強くしたようなニオイがあるので有名ですが、これはメスヤギ。


ヤギ.jpg


これはいけるなあ。肉は軟らかいし、味もうまみもあるし、ニオイもさほどではない。実は以前、知人の家で飼っていたヤギを食べたことがありますが、そのときも臭みは感じなかった。あれも若いメスだったのでしょうね。


続いてキジのモツ焼き。身の方はしっぽくうどんの汁の中に入っています。


キジもつ.jpg


やはりうまいわ。定評のあるものは誰もがうまいと思うのですね。しっぽくもバツグンのダシが出て、うどんがスルスルと入ります。


最後に登場する大物は七面鳥。ローストしました。何と4キロもある巨大なヤツです。私が持っているダッチオーブンには収まらず、ふたをして上から踏みつけて、ようやく中に入ってくれました。


七面鳥.jpg


焼き時間は2時間近く。それでも芯まで火が通らず、苦心の作です。味は、いちばん身が多い胸の部分はやや淡泊ですが、汁とからめて食べると最高です。こりゃいいなあ。


その他、ウマ、ラクダ、クマ、ダチョウも登場しました。


こんなもの、ランキング付けても意味ないかもしれませんが、あくまで私の独断でおいしさをランク付けさせてもらうと…


1.イノシシ
2.クマ
3.キジ
4.ウマ
5.ダチョウ
6.ヤギ
7.七面鳥
8.ラクダ
9.空白
10.空白
番外 アザラシ、トド


アザラシ、トド以外は十分うまいです。順位はかなりいい加減だと思ってください。
posted by 炎の料理人 at 21:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月10日

芋煮会

日曜日、食い意地が異常に発達した仲間と一緒に、川土手で芋煮会を開催した。総勢50人近く。毎年やっているのだけど、だんだん膨脹してきているようだ。

全景.jpg


芋煮は二種類。牛肉で醤油味、それから豚肉で味噌味。山形出身のWさんがアレンジしてくれた本格派だ。さらに芋は「深川芋」と呼ばれる、広島市特産の小芋。市場には出回らない品種で、Mじいさんが調達してくれた。これでまずいはずがない。やはりWさんが用意してくれた巨大鍋で一気に炊きあげる。

芋煮.jpg


オラはこの日は地鶏の溶岩焼きが担当。一つはジャマイカ風ジャークチキンの味付けで、もう一つはTさんがわざわざ会の途中に買い出しに行ってくれたゆず胡椒味で。しっかりした歯ごたえで、うまみも十分。ジャークの邪悪な味も秀逸だが、ゆず胡椒も素朴な味でいい。ほかにも例の超入手困難になってしまった岡山・吉田牧場のチーズをDさんがゲット!溶岩で焼いて、糸を引き、微妙に焦げたのがめちゃ美味。まさにうまいもののオンバレードだ。

溶岩焼き.jpg


さらにさらに、この日は飛び入り参加も。地元の超有名酒店の社長さんとそのお仲間が、これも入手困難な銘酒をそろえて持参してくださった。見てください、わたしゃこんなにぜいたくなラインナップの酒を外めしで飲めるとは夢にも思いませんでした。

酒.jpg


うーむ。こんなに幸せでいいんだろうか。

芋煮は、本場・東北では長い冬に入る前の、人びとのつかの間の楽しみだそうな。冬も暖かい広島じゃあ、その実感はないよね。この日もぽかぽか天気で、メンバーが持ち込んだカヌーを漕いだりして、実にいい気分。私もちょっと漕いでみました。やっぱり外めしはやめられませんね。

カヌー.jpg
posted by 炎の料理人 at 12:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

稲刈り

知人の誘いを受けて、稲刈りに行ってきました。快晴、まさに抜けるような青空の下、木や竹で「はで」を組み、バインダーで刈り取った稲をはでに掛けていく。朝は露に濡れていた稲の束が、気持のいい天気の中でどんどん乾いていくのがわかる。

稲刈り.jpg

楽しみはやっぱり昼飯です。準備してくださったのは、やはりここでとれた米のおにぎり。ご覧のとおりぴかぴか光っています。古米とは信じられないほど香りがよく、粘りも甘みもあります。何もつけなくてもおいしい!

おにぎり.jpg

さらにさらに、炭火で焼いた鮎の塩焼き。地元の川で捕れた落ち鮎なので丸々と太っていて、卵をしっかり抱えていました。

鮎の塩焼き.jpg

おやつは焼き芋。ここのご主人が作った焼き芋器です。これ、どっかで見覚えありませんか?そう、タイヤホイールですね。下では石油ストーブが燃えています。これはよく考えたもんだなあ。ねっとりとした食感の、凝縮された甘さの芋でした。

焼き芋.jpg

自分で作った外めしではないけど、しっかり体を動かして働き、しっかり食って、実に満足でした。
posted by 炎の料理人 at 21:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

龍頭峡

友人夫婦やその知人、総勢30人以上で外めし。東京にいるときは参加できなかったので、3年ぶりの出席だ。みんな覚えていてくれて、楽しみにしてくれていた。

今日のメニューは前菜として自宅で作ってきたタコマリネ、オイルサーディン、そしていつものラタトゥユ。代わり映えしなくてすみません。でも、夏野菜がおいしくなってきたのでうまいよ〜



それから、主催者のご夫婦は、焼き肉やら焼きそばやら冷凍の串焼き鳥やら、いろいろ用意してくれていた。さらにおいしカレーも作ったという。それならナンを焼こう。

前日、午前2時までかかって生地を仕込み。実はナンを焼くのはまったく初めて。底の浅いダッチを使い、下火と上火を組み合わせて焼く。

20090706090859.jpg

この写真はちょっと焦げてしまいましたが、後はどんどん上手に焼けるようになった。味は…香ばしくてうまい!カレーにぴったり。ただし…これは薄焼きのパンだよな。パンとしてはとてもおいしいと思うが、インド料理店で食べるナンの、あのふわっとしてさくっとした食感とは微妙に違う。

まあ、皆さんが喜んで食べてくれたからいいとしよう。でも、まだまだ修業が必要だなあ。

ちなみに外めし会場はこんな感じ。

20090706090712.jpg

安芸太田町の龍頭峡交流の森。途中、ちょっと雨も降ったけど、日差しも強すぎず、いい気持の一日でした。
posted by 炎の料理人 at 22:07| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

アシ船

実はいくつかの市民グループに加盟している。川に生えているアシで船を作る集団もその一つだ。なんじゃそれは、と言われそうだが、一応、川の環境を考える、という目的もある。

単身赴任中、長い間活動をご無沙汰していたのだが、スタッフの食事作りを担当してくれという依頼もあり、久しぶりに参加した。でも、いろいろあって事前準備ができず、リーダーの要望もあって、カレーを作ることになった。

外でふつうのカレーを作るのって、いつ依頼だろうか。なんか「カレーみたいな当たり前すぎるメニュー、今さら作れるかよ」という変なてらいのようなものがあったのかもしれない。

今回は本当になんの変哲もないカレー。牛肉、ついで薄切りの玉ネギをアメ色になるまで炒める。水を注ぐとニンジン、じゃがいもを煮て、トマト缶を1缶。よく煮込んで、今日は溶けやすいフレーク状のカレールーの素を入れる。作ったのは20人分。ご飯も18升炊いた。

作ってみて、あらためた思ったのは、カレーって野外では必勝メニューだよな、ということ。簡単で確実においしく作れて、そして誰もが好む。全員、どんどん食べてくれて、ご飯もルーもすっかり消えた。

で、写真は? すみません。作業と食べることに必死で… 完全に忘れてました!

これはすっかりなくなったカレー

カレー.jpg

もう一つの鍋も、お湯を沸かしてきれいに後片付け。

後片付け.jpg

でも、アシ船作りには午後から参戦。この通りしっかり形ができあがったのはちゃんと写真に収めています。子どもが乗っても船体はびくともしません!

子ども.jpg

最後に形を整えて。7月には川に浮かびます。今度はなに作ろうかなあ。

アシ船.jpg
posted by 炎の料理人 at 23:39| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

グジの干物

朝から好天だったので、押し入れから魚干しマシン「お魚干し太郎」を引っ張り出し、干物を作ることにしました。

こいつは東京に連れて行ってやれなかったので、登板はおよそ2年半ぶりだ。もう、仕事を忘れてたんじゃないか?下記のリンクから動画が見られます。

http://www.youtube.com/watch?v=yv9mLl1ki1c

材料はグジ。今回は松笠焼きを意識して、うろこをつけたまま干してみることにした。故障していないかと心配したが、乾電池を入れ替えると、順調に高速回転してくれる。可愛いヤツじゃ。

グジの干物1.jpg

グジの干物2.jpg

posted by 炎の料理人 at 16:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月06日

復活!

長らくお休みをいただいておりました、当ブログ。久しぶりの復活です!!。道場主、2年半の流浪の生活に終止符を打ち、ホームグラウンドに帰って参りました。かつてのような精力的な更新はできそうにありませんが、まあ、焦らずぼちぼちとやりますんで、どうぞごひいきに。

今回はさっそくですが、お花見です。お花見と言えば外めしでしょう。というわけで、パエリアを作りました。

材料

エビ10尾
ボイルホタテ 小 15個
トラハゼ 6尾
タマネギ 小 2個
ニンニク 2片
トマト缶 カット 1缶
サフラン 1瓶
赤パプリカ 1個
黄パプリカ 1個
インゲン 1パック
レモン 1個
ハーブソルト 少々
塩 少々
ワイン 3カップ
インディカ米 1升

自慢の大鍋をよく熱してオリーブ油をひき、ニンニク、玉ネギを炒める。玉ネギの色が変わったら、エビ、ホタテを投入し、さらに炒める。そして米を入れ、さらに炒めてワインを投入。

しばらく煮立てた後、水3リットルを加えて適当な大きさに切ったパプリカ、インゲンをのせ、ホイルでふたをしてご飯を炊く。

インディカ米の場合、途中から水を足しても大丈夫。米に火が通り、底がちょっと焦げたぐらいがベストです。

パエリア.jpg

いやあ、はっきり言って失敗ですね。まず、ご飯がマズイ。知人にもらった国内産のインディカ米なのですが、水分の吸収が悪く、中途半端にべちょっと炊きあがり、食感がよくない。それと、ご飯の量がちょっと多かったかな。最初は完全に芯が残っていました。

まあ、でもお花見は気持ちいいよねえ。

川土手ではあちこちでグループがシートを広げており、外めしやっている人たちがいっぱい。

花見1.jpg

われわれのチームは、こんな感じでした。

花見2.jpg

仕事も世代も雑多だけど、食うことに異常な情熱を燃やす連中が、いろんなおいしい物を持ち寄り、飲んで食って。花もちょっとは見ろよ、って言いたくなるほどです。でも、川風に吹かれてほろ酔い気分で昼寝するのは最高です。

とまあ、こんな感じでやっぱりたわけた内容のブログですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。

posted by 炎の料理人 at 00:16| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月15日

ブログ更新停止のお知らせ

道場主、転居のため、ブログの更新を当分の間、停止します

転居先は焚き火をしたり、煙を発生させたりできるような環境ではなさそうです。

馬鹿話ばかり書いてきましたが、いまさらブログの性格を変えるのも気が進みません。このままの状態で保存しておこう、そしていつか新たなスタートが切れるようにしよう、そう考えています。

短い間ですが、お読みくださったみなさまに感謝します。

いつか必ず再開しますのでよろしくお願いします。
posted by 炎の料理人 at 07:50| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

ぐじ

なんか、最近、食い物運がある。きのうは見事な甘鯛をもらった。先日のローストビーフをごちそうしたお礼だそうだ。でかい。40センチ以上ある。鮮度も抜群で、虹色に輝いている。

非常に味のいい魚だが、生で刺身にしても、身が柔らかく、ちょっと頼りないので広島ではあまり歓迎されない魚だ。しかし、わが生まれ故郷、そして父祖の地、京都では「ぐじ」と呼ばれて非常に珍重される。

これはやはり一夜干しだろう。すかさず三枚におろし、軽く塩をして、お魚干し太郎で約3時間あまり干した。ちょっと透明感が残るくらいの仕上がりで終わり。これくらいでかいと思い切って三枚におろせるので気持ちがいい。

そして今日、焼いて食った。参りました。これはうまい。適度に脂が乗っていて、塩加減も上々。口の中でじわっとうまみが広がる。白身の上品な風味が、塩の力でぎゅっと濃縮されるんですねえ。ああ、幸せである。

guji.jpg


ひとつ応援よろしくお願いします。

posted by 炎の料理人 at 23:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

地球の食卓

global.jpg


まさに地球の食卓を総巡りした本だ。世界24カ国30家族の1週間分の食材を、食卓にすべて出してもらい、家族と一緒に撮ったポートレートがずらりと並んでいる。

そこにはっきり浮かび上がってくるものは、極端なほどの格差である。先進国の食卓には、肉や各種の加工食品などが豊富に並び、色彩も実に豊かである。一方で、アフリカの難民キャンプでは、国連の機関が配布する、ごくわずかな穀物が唯一の命の綱だ。その総額も数百倍もの差がある。

一方で、米国など先進国の食卓には、意外に生鮮食品が少ないことに気付く。特に、その土地でとれたものを食べる、という生活からはかけ離れてしまっている実情もはっきりと浮かび上がる。さらに、発展途上国でもコーラなどの飲料や、各種の加工食品が深く静かに浸透している姿も写し出す。ものすごく情報量が多く、そして見るたびにいろんなことを考えさせてくれる、すごい本だ。

著者はアメリカの報道写真家ピーター・メンツェルさんと、ジャーナリストのフェイス・ダルージオさん夫婦。二人は同じ出版社から「地球家族」というシリーズの写真集を出し続けている。過去にも一家の家財道具をすべて外に並べてもらって撮影するなどの手法を使ってきた。このアイデア、世界の今を知るために、非常に有効な方法だ。

この内容、このデカさで2940円はかなり安い。版元は例のTOTOの文化事業部門。たぶん企業の社会貢献の意味もあるのだろう。続けてほしい企画です。

この本はおもしろそうだと感じたらひと押しを。

posted by 炎の料理人 at 14:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

干物のある風景

4862490182.jpg


おもしろい本を見つけた。「干物のある風景 新野大著」(東方出版・2100円)

ときどき海沿いの街をうろうろしていて、イカやアジなどの魚がずらっと並んでいるのを見ると、「おっ、なかなかいいなあ」と思うときがある。だけど、その写真をこれだけ並べると写真集になるとは思いもしなかった。干物研究家のワシとしては、これは買わねばなるまい。

著者は大阪・海遊館の広報課長を務めるなど、長年水族館のスタッフとして研究・展示に取り組んできた人。大阪湾の魚類に関する研究の第一人者でもある。だから日本中の海に出かけては、魚介類を採取したり研究したりしてきた。そして、各地の漁村で並んでいる干物を10年にわたって撮り続けてきた。仕事だけして帰るのではなく、こういう遊び心を持っているところがシブイなあ。

アジやイカだけではない。北海道のシシャモ、新潟のシロザケ、和歌山のウツボ、瀬戸内のアナゴなど、まあよくも人間はこれだけいろいろな魚を干すものだ、とあきれるほど多彩な魚種が出てくる。干し方もまさにいろいろ。国内だけではない。香港、マレーシアなどアジアの干物までカバーしている。

ううむ。干物の道は深い。我が輩など、まだまだひよっこだ。この人を心の師と仰いで精進しよう。というわけで、ひと押しよろしく。

posted by 炎の料理人 at 08:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

なぜ外めし道か

DSCN4546.jpg


今日は私がなぜこのブログに「外めし道」という名を付けたかを書きたい。「よーするにアウトドア料理でしょ」という人もいるだろう。別にそれでも構わない。だけど、私はこの言葉がみょーに取り澄ましていて生活感が感じられず、ピンと来ない。やはり外めし道でないといけないと思う。

そのためには、まずわが郷里の竹やぶに皆さんを案内せねばならない。うちの家業は竹屋であった。父まで三代続けて、竹材を製造する仕事を営んでいた。父は現在も、日本家屋の壁の下地になる「木舞」と呼ばれる竹を割ってそれを建築中の家の壁に編み込む仕事をしている。

小さいころは週末と言えば竹やぶについていった。幼いころは仕事はできなくても家に置いておくよりは、ということで、竹やぶが遊び場だった。小学校も高学年になると、それなりの労働力であるから雑用から始めて、高校のころには一通りの仕事はできる職人気取りであった。忙しい時期にはよく学校を休ませられた。ウソのような本当の話である。

そして、昼めしは竹やぶで食う弁当だ。父親がその辺の枯れ草やら木切れやら竹の端材を集めてきて焚き火をして茶を沸かした。茶がないときは笹の葉を鍋で煎ってお茶代わりにして飲んだ。忙しいので、母親もまともなおかずなどほとんど作れない。その代わり米の飯だけは力いっぱい入った弁当を食った。

これがうまいのだ。冷えためしでも口の中で咀嚼していると甘みがわいてくる。缶詰のサンマでもあれば御の字、小学生でもどんぶりめしくらいの分量は軽く食った。喉を飯が通るたび、何とも言えない幸福な気分になった。時にはその辺の野草もちょっと手を加えておかずにする。空腹と、周囲のきりっとした空気とが相まって、本当にうまかった。「外で食うめしはどうしてこんなにうまいのか!」私は子ども心に思った。

その後、気候のいいときなら割った竹を地面に敷いて、ごろんと仰向けになって昼寝をする。満腹で、うとうととしながら眺める空は美しかった。竹の葉陰を渡る風は、実にさわやかで気持ちがよかった。

結局、私はなんだかんだ言ってもあれ以上うまいモノは食っていない。やはりあれが原点だと思う。素朴でまっすぐで力強くて…そんなめしを食っていないと人間はだめになる。根拠は特にないけど、そんなことを思う。だから、あの何の飾りもないけど実にうまかった竹やぶの昼めしの感覚を大切にしたい、そんなものをこれからも追い求めたい。そんな思いを込めて、多少仰々しい気もするが、「外めし道」と名乗らせてもらった。

たかがめしで大げさだけど。

講釈はこれで最後にしますので、クリックを。

posted by 炎の料理人 at 01:13| Comment(11) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月25日

農家の嫁の事件簿

今回も最近出た、大好きな本と、それにまつわるブログの話です。あまりにも有名なので、知っている人は多いと思うけど、農家の嫁の事件簿という超人気ブログがある。そのブログを書いている、akiさんこと、三上亜希子さんが、そのブログの中から文章&イラストを集めた本、「農家の嫁の事件簿 こちら北国、山の中」という本を出版した。

noukano.jpg


三上さんは埼玉出身の、普通のサラリーマン家庭の娘だった。ところが、学生時代に研究で岩手県を訪ねたのがきっかけで、岩泉町という小さな町に就職。そしてついにその町のさらに山の中の釜津田という集落の、専業農家の長男と結婚した。三上さんのブログはそこで毎日起きるできごとを絵とイラストでつづっています。

それがどうした、と言われそうだけど、読めば読むほど味が出る、というより、心が洗われ、何だか幸せな気分になり、こっちまで元気を出そう、という気になってくるのです。農家の嫁なんて言うといかにも大変そうだけど、三上さんは実に毎日を前向きに、そして楽しく生活している。そして、いろんな発見に素直に感動したり喜んだりしている。その姿がすばらしいと思うわけです。

さらに、山菜や田舎の漬物の話題なんかもわりと良く出てくるので、田舎暮らし好き、野や山の物が大好きな私にとっては、それもうれしいというわけです。ぜひ、まずはブログを読み、そして本を手にとってほしいと思います。例によって、アマゾンなどの通販サイトからも購入できますよ。

岩手バンザイ、農家の嫁の事件簿バンザイ、というわけでついでにひと押し、バンザイ!

posted by 炎の料理人 at 00:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月21日

漬物

三次野菜ツアーの話の続きですけど、そのお宅ででた料理の中に、すばらしい漬物がありました。色とりどりの漬物を見事に皿に並べて出してくださったのです。その写真がこれ。

tsukemono.jpg


県北の農家などでは、よく「漬物のオードブル」と言って、本当に仕出し屋さんのオードブルセットのように、多彩な漬物をきれいに並べて出してくださる家があります。まさにそれですよね。目でも楽しめ、舌でも楽しめるのですから、二倍お得。

中でも特においしかったのは、田舎の涼しい漬物蔵でじっくり漬けこまれた白菜や広島菜の古漬け。なんていい香りと深いうまみなんだろう。わが家でもぬか漬けを漬けていますが、古漬けはちょっとムリ。うらやましいなあ。田舎に住みたいです。

そんなわけで、わがブログもじっくり育ててやりたいと思います。ひとつ後押しを。
posted by 炎の料理人 at 00:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。