2006年08月31日

ローストビーフ

DSCN5422.jpg


またやってしまいました。できあがった料理に逆上して、かなり食った後で気が付き、あわてて写真に収めるという失態。食い意地が張っているにもほどがあるよなあ。

牛もも肉の固まりを1キロ、どどーんと用意。周囲に塩コショウをしっかりして、ところどころに切り目を入れ、薄切りしたニンニクを差し込む。この状態で数時間寝かせた方が味がなじむ。

しっかり熱したダッチオーブンで、まず、肉の周囲を焦げ目が付くように焼き上げる。ついで、ふたをして、下火は弱火、上によく焼けた炭を置く。それから約20分。ここからはカンが頼りです。加熱しすぎるとマズイし、かといって中が冷たいのもうまくない。中まで火が通って、なおかつ赤さが残っていないといけない。

で、この仕上がり。完璧です。われながらうまくいった。食べた人は全員、絶賛してました。肉は職場の同僚に紹介してもらった店から取り寄せた。いつもお世話になっている人にご馳走するので、ちょっと張り込んだのである。

口に入れると肉のうまみがじわーっと広がる。実にいい香りだ。世の中はサシの入った霜降り肉をやたらもてはやすが、あれでは脂を食っているのか肉を食っているのかわからないではないか。肉の本当のうまさは赤身にある。赤身のおいしい肉こそ、本当にいい肉だと思う。

更新サボっていてすみません。また、がんばりますのでよろしく。

posted by 炎の料理人 at 21:20| Comment(4) | TrackBack(0) | レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おいしそう!

これ、溶かしバター+醤油+ワサビで食べたらうまいです。
(by ケンタロウ)

ダッチオーブン、確か浪費家の父が持ってた・・・
焼き芋にしか使ってないけど。
Posted by なほ at 2006年09月01日 05:23
うわぁー、食べたぁーい。美味しそう!!
残ったやつでサンドイッチにしても グッドですよね。

ウチでもダーリンが、時たま作ってくれます。
でも、凧糸で巻かなくてもいいの?
巻いて焼くと完成してから 糸を切るのが大変だから 巻かずに作れるんだったら ベリーナイスです。
Posted by あみん at 2006年09月01日 12:20
再び、あみんです。言い忘れがありました。
「肉の本当のうまさは、赤みにある」「霜降り肉は、脂を食べているようなモン」って、ダーリンも良く言ってます。

ダーリンと結婚してから 私もそう感じるようになりました。
でも、脂の少ない牛肉ってあんまり売ってないのよね。
どこのお店から仕入れたのかしら?
Posted by あみん at 2006年09月01日 12:26
なほさん、ケンタロウさん、醤油系のソースもうまいですが、このレベルの肉になると、塩コショウがいちばんでっせ。わが家で家族だけだったら、ゼッタイここまで張り込めないのですが…

あみんさん、肉の入手先は柳井市の肉のやまもと、というお店です。食い物については非常に信頼できる(ほかのことは信頼していないと言う意味ではありません)会社の同僚夫婦が、ここが一番、と推薦する店です。
Posted by 炎の料理人 at 2006年09月02日 11:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。