2006年02月14日

シュールストレミング

ついに入手しました。世界でもっともくさいと評判の食べ物、シュールストレミング。ニシンの塩漬けの缶詰なのですが、加熱処理をしていないため、缶の中でも発酵が進むのです。それで、発酵で生じたガス圧でビミョーに缶が盛り上がっているのがおわかりいただけるでしょうか。

surstromming.jpg


私は既に、一度食べたことがあります。缶を開けたとたん、中のガスが吹き出して、ドブのようなかなり猛烈なニオイがあたりに広がります。風下だったら、相当な距離までニオイが届きます。

この食品が日本で知られるようになったのは、東京農大の小泉武夫さんの功績でしょう。私も、今から15年も前に、先生が中公新書から出した「発酵」という本の中で、この缶詰のことを知りました。小泉さんの研究室で、くささを測定する機械というのを開発して計ったら、くさやをはるかにしのぐくささだったとか。

スウェーデン発祥の食品で、現地では春に捕れたニシンを漬け込んで、夏に屋外で黒パンなどにのせて食べるそうです。発酵ガスで爆発の危険性があるため、航空便では運べない。だから、日本ではなかなか入手ができないのだという。いずれにしても室内で食うわけにはいきません。春になるのを待って、外めしで披露します。

こりゃ臭そうだと思われた方、下記をクリックしてくだされ。


posted by 炎の料理人 at 11:34| Comment(5) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
すみません、これだけは堪忍してください。
私はほとんど好き嫌いはないのですが「臭い物」だけはあかんのです。
むかしよった勢いで「くさや」の臭いをかいであげた事があります。

確か「探偵ナイトスクープ」でもやってたな。

しかし、こういう「危険物」を家においといて奥さんは何にも言いませんか?
Posted by かわちゃん at 2006年02月14日 14:36
やれやれ、出てきましたか。シュールストレミング。
数年前、快食の花見で缶を開けた事が事がありましたな。
臭いものがあまり気にならないむつも、史上最大であり市場最大の匂いであった事は確かです。
味は・・・・「鮒すし」が大好きな炎の料理人さんなら、嵌る事間違いないでしょう。
そういえば、あの時、しずくが1滴私のセーターの袖口について、往生した事もりましたっけ。

もう1度云います。
「鮒すし」の好きな人なら嵌ります。

Posted by むつ爺 at 2006年02月14日 15:35
でた〜
臭いんすよね、これ。
口に入れたまではよかったんですけど
モグモグしながら鼻から息を
スイ〜っと出した瞬間に
ヴォェェェー
ってなりましたよ。
僕はもう一生食べなくてもいいです。
Posted by 自転車 at 2006年02月14日 17:39
そうかなあ。私は食べるまではくさかったけど、食べたらそうでもなかった。それより、炭酸ガスのピリピリが舌にきて、変な感じでしたけど。

むつ爺殿、そうなんです。拙者は鮒ずしが世界で一番うまいと信じて疑わないのです。あんなあまりうまみのない魚を、あんな濃厚な味の食べ物に変化させるなんて、天才ですよ、われら滋賀県人は。
Posted by 炎の料理人 at 2006年02月14日 18:01
くさやを食べたことはありますが、それをはるかにしのぐ食べ物があるんですね。世界は広い!!
俺も食べてみたいので、それは是非みんなで集まるキャンプの時に食べましょう!!
Posted by hisshie at 2006年02月14日 23:46
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