2006年01月07日

コノシロ

子どものころ、海のない地域に住んでいたので、海の魚のうまさを知ったのは、広島へ来てからだ。それまで見たこともなかったか、知っていてもほとんど食べたことのない魚が、すばらしくおいしいのを知って、何度も驚いた。

コノシロもそんな魚の一つ。東京では「こはだ」と呼ばれて、すしダネの代表選手だが、広島湾でもけっこう釣れる。銀色の魚体がとてもきれいだ。だけど、短時間で味が落ちやすく、小骨が多くて安い魚なので、魚屋さんに毎日並ぶわけではない。でも、この魚の繊細なおいしさは格別だ。

konoshiro.jpg


三枚におろして細かく骨切りをする。そして三杯酢に漬ける。こうすることで小骨が気にならなくなる。骨切りといえばハモが有名。子どものころ、ハモをよく食べる地域に住んでいたので、ハモの骨切りを器用に魚屋さんがするのを飽きずにながめていた記憶があるけど、あんなふうにきれいに切るのは難しい。でも、慎重にやれば、それなりに上手にできる。ぜひ挑戦してみてください。



posted by 炎の料理人 at 21:22| Comment(4) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はあ、コハダ=コノシロだったのかぁ…。
コハダは大好きなんだけどなあ。

いや、海辺で育ったあたしゃ、よくコノシロ釣ってました。
でも、招かれざる客扱いなんだよね。
地付きのジジやババが、「こりゃ、旨うないでえ、ボラと一緒じゃ」なんて言うから、すぐに逃がしてました。
くそ、だまされてか(笑)。
Posted by HAPPY  MAN at 2006年01月08日 16:27
そやけどね、宇品の浜とかで釣れるコノシロは、やっぱり油臭かったりすると思います。

ワシも昔、元宇品の付け根のところでサビキで釣ってボラとコノシロが入れ食いで、大喜びで家へ帰ったわけ。それでさばいて食おうとしたんだけど、ボラはまずひどい臭い。コノシロもなんだか酢で締めてもうまくいかず、2切れほど食って、後は捨てました。

ボラも、洗いなどで珍重するところもあるのですから、まったくダメな魚ではないはず。季節とか釣る場所とかはきっとあるんだと思いますよ。

それから、ほかにいくらでもうまい魚が取れる瀬戸内の人たちにとって、コノシロがどうしても食べなければならない魚ではなかったんだろうと思いますよ。
Posted by 炎の料理人 at 2006年01月09日 00:57
こっちではコノシロは酢で〆て鮓にするのが秋祭りの風物詩でしたが最近はあまり見ませんね。

うちの伯父が「ボラの刺身はうまい」って言ってたからやっぱり時期とか場所によるんでしょうね。
Posted by かわちゃん at 2006年01月09日 08:29
佐賀県では、ボラの刺身は最高級のごちそうだそうです。洗いは、徳島の吉野川で捕れたのもを食った父親が、「コイの洗いよりうまい」と申しておりました。だけど、広島の川にいる、あのどよーんとした魚体を見ると、食欲がわきませんね。
Posted by 炎の料理人 at 2006年01月09日 21:26
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