前半戦は広島県北東部へ。知人のお宅におじゃまして、山仕事の真似ごとをしたり、楽器を演奏したり。久しぶりの仲間とも会えて、充実した時間でした。
そこで披露したのは鯛の蒸し物。道すがらのスーパーで、立派な天然鯛が激安で売っているのを発見。1キロはありそうな鯛が、たった730円。もうお腹に卵を持ち始めているので、最高の味とはいかないと思いますが、これは買わなきゃ。腹を出し、えらとうろこを取り、塩を軽くして酒と醤油で味付け。ネギを乗せて10分ほど蒸します。そこに、熱々のネギ油をザッとかけてできあがり。淡泊な白身が、トロッととろけるうまさになります。

でも、そこでのメインスターは、おじゃましたお宅の主が作ったパエリア。巨大フライパンにアサリ、エビなどをふんだんに使って作ります。普通、パエリアは外国産の長細いお米を使うけど、ここのは地元のお米を使ってます。でも、これがむしろお米らしいおいしさをしっかり味わえる、いいパエリアになるんです。

後半戦は西中国山地へ。知り合いの会社の行楽行事に乱入。お昼はお弁当が用意してあると知らされたのですが、こちらは外めしをやる気満々で、その時には、もう仕込みをすませてしまっていたのです。
当日、ご披露したのは、豚バラの燻製、ジャークチキンと、超定番のローストチキン。ローストチキンはパフォーマンス性があって、しかも簡単でおいしい、と選んだのです。

でも、さすがにみんなが弁当を食べた後だと、少々きつかったかな?
ともあれ、快晴の天気とみずみずしい緑の山々を前に食事ができるだけでも幸せ。やめられません。