2010年04月07日

花見

例によって今年もあの食い意地張りまくり軍団の花見の季節がやってきた。というわけで、さる4月4日に太田川脇の基町環境護岸で開かれたのでした。

当日は力いっぱいの好天。ポカポカ陽気にも恵まれ、護岸は花見の人であふれかえっていました。

桜土手.jpg

メンバーのみんなが、全国&世界の銘酒やら、各地の特産品などをここぞとばかり持ち込む中で、私は阿波地鶏とリンゴのソテー。リンゴをダッチオーブンでさっと炒めた後、ふたをして加熱。皮をむいて乱切りにしたリンゴを投入し、塩コショウとローズマリーで味付けしてリンゴに透明感が出るまで加熱したら完成。

これが果物の甘さと塩のしょっぱさがうまくからみ、鶏肉の絶好のソースになっている。でも、すまぬ。またしても写真を撮るのを忘れていた!

で、その残り汁で炊き込みご飯も作った。具はシイタケとネギのみ。鶏肉のだしとリンゴのうまみが十分出ているので、これでもけっこう濃厚な味に仕上がった。

炊き込みご飯.jpg

よく食べてよく飲んで、芝生の上に寝ころぶ。土手の道では花嫁花婿が記念撮影をする姿も。

新郎新婦.jpg

何だか夢を見ているような風景だなあと思っている間に睡魔に襲われ、そのまま爆睡。楽しみにしていたカヌータイムはその間に終わっていたのでした。チャンチャン。
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2010年04月03日

クッキングストーブ

手作り簡易かまど(キッチン・ストーブ)のワークショップ&自慢大会というのが三次市上田町の「ほしはら山のがっこう」で開かれたので参加してきた。

「ほしはら山のがっこう」というのは、廃校になった旧上田小学校を活用して地元の人たちが運営している施設。本当に山の上にあり、丘から見る周囲の風景は実にすばらしいところだ。

http://www.twoone.net/ai/hoshihara.html

キッチンストーブというのは、要するに料理をするための熱源のこと。これをいろいろ手作りしている人がいて、これを持ち寄って自慢しあい、料理も作って楽しもうというイベントだ。オラは燻製器は自作するものの、クッキングストーブは買ったものばかり。かねてから自作に興味があったので、勉強に来たというわけだ。

さすがにこういう変わったイベントに参加するだけあって、みんな濃いメンバーだ。そして、作品はまさにバラエティに富んでいる。パターンはいくつかあるのだけど、皆、オイル缶やスモーク缶などを加工し、内部に焚き口を通して外の缶との間に断熱材を詰めるという構造のものが多い。それから、農村で調達しやすい「すくも」(もみ殻)を使った「すくもくど」と言われるモノもあった。

クッキング1.jpg

これはオイル缶を改造したもの。一番シンプルだし、ある程度作りやすいと思う。断熱材はパーライトと呼ばれる鉱物の加工品だそうだ。

魔法.jpg

こっちは一斗缶を使ったもの。これは面が平らなのでより加工が簡単かもしれない。上に乗っかってるアヤシイ(笑)鍋は知人がバングラディシュで購入してきた。現在、この中でおいしいスパイスチャイを作ってます。この後、豆乳が入ってあっさりさっぱり、しかも体の温まるチャイをごちそうになった。

それぞれ火力はなかなかのもので、下のような大きな羽釜を使って余裕で料理ができる。

羽釜.jpg

こういう道具を持ち込んで発展途上国で普及させ、燃料効率を改善して樹木の伐採を減らす活動をしているNGOもあるんだとか。

一方で、こんなかわいい簡易かまども。

空き缶.jpg

わずかビール缶二個分の大きさで0.8合のご飯が炊けてしまうという。作ったのは10歳の男の子です。

一方で、こんな巨大なヤツも。

ピザ.jpg

ピザ窯ですね。本体で薪を燃やすほか、副燃焼室でも薪を燃やして温度を上げる本格派だ。

てな感じで、手作りもなかなか奥が深い。オラは既製品で大和重工の製品、「かまどん」を持ち込んだが、こういうのを見ていると自作したくなるなあ。

会場ではミニコンサートがあったり

演奏.jpg

こんなお客さんもやってきたり、

山羊.jpg

地元の農家のおじさんがおみやげにキャベツを差し入れしてくれたりと、大変盛りだくさんで充実した内容でした。今度は自作品をひっさげて、またやりたいなあ。

ちなみに、このイベントを主催したのは日本ロケットストーブ普及協会という団体。ロケットストーブは、床暖房機能を備えた特殊な薪ストーブです。これも一度は作ってみたいと思っています。

http://greenpost.way-nifty.com/sinaken/2009/01/117-743e.html
posted by 炎の料理人 at 23:03| Comment(2) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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