2009年10月19日

豚タン

燻製に向いている食材はいろいろあるけど、安くておいしくて調理が簡単なのはこれ。豚タン。

豚タン.jpg

言葉のとおり豚の舌ですね。広島など西日本ではほとんど食べないのですが、東京、東北、北陸など東日本ではよくお目にかかる食材です。

まず値段が安い。西日本では売れないので処分されているくらいですから、100グラム120円くらいからある。それから、牛タンは皮をむかなければならないが、こちらは皮むき不要。そのまま味付けしてスモークをかければ燻製になる。さらに、何せ舌だから形が長細くて燻製にぴったり。

本日は塩、砂糖、コショウ、にんにくで味付けして半日置き、桜の枝でいぶすこと1時間余り。こんな風になりました。

豚タン燻製.jpg


何だか舌先が巻き舌になっているでしょ。歯ごたえがよくてかみ応えがあり、適度に脂がのっていて、しかもうまみがある。唯一の難点は、広島ではなかなか店頭に並ばないことですね。私は天満屋の地下でよく買います。肉屋さんに頼めば取り寄せてくれますよ。
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2009年10月04日

稲刈り

知人の誘いを受けて、稲刈りに行ってきました。快晴、まさに抜けるような青空の下、木や竹で「はで」を組み、バインダーで刈り取った稲をはでに掛けていく。朝は露に濡れていた稲の束が、気持のいい天気の中でどんどん乾いていくのがわかる。

稲刈り.jpg

楽しみはやっぱり昼飯です。準備してくださったのは、やはりここでとれた米のおにぎり。ご覧のとおりぴかぴか光っています。古米とは信じられないほど香りがよく、粘りも甘みもあります。何もつけなくてもおいしい!

おにぎり.jpg

さらにさらに、炭火で焼いた鮎の塩焼き。地元の川で捕れた落ち鮎なので丸々と太っていて、卵をしっかり抱えていました。

鮎の塩焼き.jpg

おやつは焼き芋。ここのご主人が作った焼き芋器です。これ、どっかで見覚えありませんか?そう、タイヤホイールですね。下では石油ストーブが燃えています。これはよく考えたもんだなあ。ねっとりとした食感の、凝縮された甘さの芋でした。

焼き芋.jpg

自分で作った外めしではないけど、しっかり体を動かして働き、しっかり食って、実に満足でした。
posted by 炎の料理人 at 21:07| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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