2006年09月15日

ブログ更新停止のお知らせ

道場主、転居のため、ブログの更新を当分の間、停止します

転居先は焚き火をしたり、煙を発生させたりできるような環境ではなさそうです。

馬鹿話ばかり書いてきましたが、いまさらブログの性格を変えるのも気が進みません。このままの状態で保存しておこう、そしていつか新たなスタートが切れるようにしよう、そう考えています。

短い間ですが、お読みくださったみなさまに感謝します。

いつか必ず再開しますのでよろしくお願いします。
posted by 炎の料理人 at 07:50| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月10日

移動式ピザ窯

私の知人に庄原市の石井さんという夫婦がいる。田舎暮らしがしたくて大阪から庄原に越してきた。

最初はパートで勤めたりしていたが、あるイベントでピザ焼きを頼まれたのがきっかけで、ピザ窯づくりにはまり、ついにオリジナルの移動式ピザ窯を作ってしまい、イベントでのピザ焼きが仕事になってしまったという人だ。

筐体はステンレスだが、内部構造はなかなか複雑で、陶器とテラコッタの板を組み合わせた窯をグラスウールで保温してあり、内部温度は400度以上になる。遠赤外線の力で、電気オーブンでは絶対に焼けないような、外はパリッと中はふんわりしたピザが焼ける。

pizza.jpg


私は仲間と石窯は造ったことはある。また、庄原にいたころは、移動式のピザ窯というのも考案したことがある。しかし、私のは薪を燃やすタイプで、しかも地べたで焼くのでとても衛生的とはいえない。

しかし、石井さんのは熱源はガスなので、どこでも営業できる。しかも、持ち運び可能でフォルムもきれいだ。

いまのところ、庄原市の九日市に毎回出店しているほか、国営備北丘陵公園の秋祭りにも出店するそうだ。機会があったらぜひ味わってほしい。

他人のネタですみませんが、ひとつご声援を。

posted by 炎の料理人 at 22:13| Comment(8) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月06日

シソジュース

shiso.jpg


材料
赤ジソ 1把
水 2リットル
砂糖 750グラム
クエン酸 大さじ2杯

赤ジソの葉っぱをちぎってさっと洗い、大きい鍋に水を張り、シソの葉っぱを入れる。そして火をつけて沸かし、シソを数分煮出す。シソの赤みが抜けて、煮汁が赤黒くなったら火を止める。

ある程度冷めたら、中のシソの葉を取り出してよく絞る。煮汁に砂糖とクエン酸を加えながら味をみる。クエン酸を入れると、それまで濁った色だった煮汁が、さっと鮮やかな赤に変わる。後は甘みと酸味のバランスをみながら味を整える。

3〜5倍に薄めて飲むことを考えて、かなり濃い味にする。特に酸味はしっかりきかしてよい。

鮮やかな赤とクリアな酸味、そしてシソの香気が味わえる、この季節ならではのさわやかな楽しみです。

さわやかにひとつクリックを

posted by 炎の料理人 at 00:26| Comment(2) | TrackBack(0) | レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月04日

ぐじ

なんか、最近、食い物運がある。きのうは見事な甘鯛をもらった。先日のローストビーフをごちそうしたお礼だそうだ。でかい。40センチ以上ある。鮮度も抜群で、虹色に輝いている。

非常に味のいい魚だが、生で刺身にしても、身が柔らかく、ちょっと頼りないので広島ではあまり歓迎されない魚だ。しかし、わが生まれ故郷、そして父祖の地、京都では「ぐじ」と呼ばれて非常に珍重される。

これはやはり一夜干しだろう。すかさず三枚におろし、軽く塩をして、お魚干し太郎で約3時間あまり干した。ちょっと透明感が残るくらいの仕上がりで終わり。これくらいでかいと思い切って三枚におろせるので気持ちがいい。

そして今日、焼いて食った。参りました。これはうまい。適度に脂が乗っていて、塩加減も上々。口の中でじわっとうまみが広がる。白身の上品な風味が、塩の力でぎゅっと濃縮されるんですねえ。ああ、幸せである。

guji.jpg


ひとつ応援よろしくお願いします。

posted by 炎の料理人 at 23:54| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モロヘイヤ

moroheiya.jpg

私の大好きな野菜の一つ、モロヘイヤ。なんだかエジプト生まれの野菜らしい。

ところで、この野菜は「ジュート」という植物と同じなのを知っていましたか?ジュートというのは「黄麻」とも呼ばれ、中近東やアフリカ北部では重要な繊維材料で、中高校のときに地理でも勉強しました。

もっとも、黄麻として使われるのは、専用の繊維が硬い品種で、食用にされるのは野菜用の品種らしいけど。

確かに、最初見たときは、けっこう筋張った感じの野菜に見えました。ところが茹でてみると実になめらか。特にとりたては太い軸も食べられる。あの独特のぬめりもいいですよね。ゴマあえが特に合うと思います。

写真のは、安佐南区中須2丁目の旧国道(54号)沿いにある三次きん菜館で購入しました。スーパーで売っているモノより鮮度も良く、ボリュームもたっぷり。軸も太いですよね。

モロヘイヤ好きの人もそうでない人も。

posted by 炎の料理人 at 13:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月03日

地球の食卓

global.jpg


まさに地球の食卓を総巡りした本だ。世界24カ国30家族の1週間分の食材を、食卓にすべて出してもらい、家族と一緒に撮ったポートレートがずらりと並んでいる。

そこにはっきり浮かび上がってくるものは、極端なほどの格差である。先進国の食卓には、肉や各種の加工食品などが豊富に並び、色彩も実に豊かである。一方で、アフリカの難民キャンプでは、国連の機関が配布する、ごくわずかな穀物が唯一の命の綱だ。その総額も数百倍もの差がある。

一方で、米国など先進国の食卓には、意外に生鮮食品が少ないことに気付く。特に、その土地でとれたものを食べる、という生活からはかけ離れてしまっている実情もはっきりと浮かび上がる。さらに、発展途上国でもコーラなどの飲料や、各種の加工食品が深く静かに浸透している姿も写し出す。ものすごく情報量が多く、そして見るたびにいろんなことを考えさせてくれる、すごい本だ。

著者はアメリカの報道写真家ピーター・メンツェルさんと、ジャーナリストのフェイス・ダルージオさん夫婦。二人は同じ出版社から「地球家族」というシリーズの写真集を出し続けている。過去にも一家の家財道具をすべて外に並べてもらって撮影するなどの手法を使ってきた。このアイデア、世界の今を知るために、非常に有効な方法だ。

この内容、このデカさで2940円はかなり安い。版元は例のTOTOの文化事業部門。たぶん企業の社会貢献の意味もあるのだろう。続けてほしい企画です。

この本はおもしろそうだと感じたらひと押しを。

posted by 炎の料理人 at 14:10| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月02日

ベイクドポテト

名前はかっこいいが、要するにジャガイモの丸焼きです。

会社の同僚が(こればっかですな)なかなか上質の男爵いもをくれた。こうなりゃダッチオーブンの登場です。ケーキクーラーを下に敷いて、イモが鍋底につかないようにして、ふたをして弱火でじっくり加熱します。

potatoa.jpg


20分ぐらい加熱しました。実はちょっと固めの仕上がりだったのですが、それでもホクホクと非常に食べやすく、バターを乗っけると香りとうまみがじわーっと口の中に広がります。たまりまへんわ、これは。

potatob.jpg


ホクホクの後はポチッとお願いします。

posted by 炎の料理人 at 16:43| Comment(2) | TrackBack(0) | レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。