2006年07月23日

ギー

職場の同僚がインドを旅行して、お土産にギーを買ってきてくれた。

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ギーは、インドでとてもよく使われる油だ。常温では固形である。牛や水牛などのミルクを発酵させ、撹拌して作ったモノなのだが、それなら発酵バターじゃないか、といわれそうだ。しかし、バターよりずっとアッサリしていて、香りも控えめ。

日本語で「澄ましバター」と呼ばれるそうで、つまりバターからさらにタンパク質などの乳成分を取り出し、純粋な脂肪に近づけたものらしい。

炒め物に使うとコクが出るし、カレーなどの材料を炒めるのにも最適。現地ではお菓子作りにもよく使うそうだ。

以前、やはりお土産にもらって気に入った。ところが、これだけインドの食材なども日本に入るようになっても、このギーはめったに店頭で見かけることはない。一方で、インドではどこの店でもたいてい売っているらしい。

同僚には頼んで買ってきてもらったのだが、現地で案内をしてくれた人に「お土産にギーを買いたい」と言ったら、「そんな物はお土産にはならない。あなたは何か聞き間違えたか、その人が勘違いをしているか、どちらかではないか」と何度も確認されたらしい。

たぶん、外国のお客さんが日本でお土産にスーパーで天ぷら油を買うような感じなんだろうなあ。そんなわけで、入手困難な食材です。あなたの周囲でもインドへ行く人がいたら頼んでみたら?けっこう日持ちもしますよ。

梅雨がなかなか晴れませんが、ここはひとつグッといってさっぱりしましょう。





posted by 炎の料理人 at 13:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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