2006年07月30日

白身魚の中華風蒸し物

材料
白身魚の切り身 200グラム
豆鼓 大さじ半分
塩 少々
酒 大さじ1杯
長ネギ 適宜
ショウガ 少々
植物油 大さじ2杯

魚は白身なら何でもいい。軽く塩をしたら、器に入れて細かく刻んだ豆鼓をまぶすように入れ、酒をふりかける。長ネギを細く切ったものを半分、上からかけて、器ごと蒸し器に入れて10分くらい蒸す。蒸し器はなくても、大きな鍋の底に、百均で売っているケーキ台の上に皿を載っけて鍋に水を張り、ふたを閉めるだけでOK。

蒸し上がる直前に、中華鍋で油を加熱し、長ネギの細切りとショウガの薄切りを入れて、焦がさないように熱を加える。蒸し上がった魚を取りだして、上から油ごと回しかけたらできあがり。味が薄いようなら醤油を少しかける。

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おいおい、ネギ入れすぎで魚の身が見えなくなってるじゃんか。

今回は鯛の切り身を使ったけど、例えばイサキなんかを腹を出してウロコを取り、身に切り目を入れて同じように調理すれば、姿蒸しになって本格中華みたいでカッコイイ。ネギとショウガの香りを吸い込んだ、熱々の油がじゅわっと魚の身にかかることで、身がとろっとした食感に変わり、実にうまいです。アウトドアでも十分できます。

何はなくともまずクリック!

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2006年07月29日

夏野菜たっぷり韓国風冷やしそうめん

材料 
そうめん 2束
トマト 半個
キュウリ 半分
ピーマン 1個
キャベツ 100グラム
ニガウリ 少々
キムチ 少々
そうめんつゆ(2倍濃縮タイプ) 80cc
ごま油 少々
レモン汁 少々
豆板醤 少々

トマトは薄切りに、きゅうりは小口切りにして塩をしてしなっとなったら水にさらし、かたく絞っておく。キャベツは大きく切って電子レンジでチンして柔らかくなったら水にはなし、かたく絞っておく。ピーマンは細切りにしてさっとひとゆでするか、油で炒める。ニガウリは生のまま薄くスライスする。

そうめんつゆ、レモン汁、ごま油、豆板醤を合わせてたれを作る。ぶっかけの場合は、味が濃いめのほうがいいので、水で薄めない。酸味と辛みはレモン汁、豆板醤で調節を。キムチの漬け汁があれば合わせてもいい。

そうめんは固めにゆでて水で冷やし、よく水を切って、皿に盛りつける。上に下ごしらえした野菜をきれいに並べる。真ん中にキムチを盛って、上からたれをかける。後はしっかり混ぜて食べる。

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そうめんは夏の必殺メニューで、アウトドアでも最適だ。しかし、いつも同じ味だと飽きる。そこで、ひとひねりしてみると大ウケする。野菜がたっぷり食べられるのもいい。もちろん、細めのうどんなどでもぴったりだ(私は実はうどんのほうが好きだなあ)。

暑い夏はひと押しして乗り切ろう。

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2006年07月28日

家常豆腐

材料
厚揚げ 1丁
豆板醤 小さじ1杯
豆鼓 小さじ1杯
鶏ガラスープ 100cc
醤油 少々
ごま油 大さじ1杯

「家常」というのは、中国語でおそうざい、ふだんの家庭料理、というような意味です。だから、家ごとにレシピが少しずつ違います。これは四川風の厚揚げ炒め、という感じの料理です。辛ウマで夏にぴったりのおかずです。

まず、熱した中華鍋(ダッチオーブンでも可)にごま油を入れ、そこへ刻んだ豆鼓、豆板醤を入れて香りを引き立たせる。さらに、厚揚げを入れて中火で炒める。さらに熱が通ったらスープを注ぎ入れ、煮込むようにして最後に醤油を入れて味を整える。

水溶き片栗粉を入れてとろみを付ける手もあるし、野菜を炒めて加えるのもまたよし。ビールにぴったりです。花椒をかけるとさらに風味が引き立ち、完全に四川風の味になります。

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ピリッと辛い料理を見たついでに、ピッと一押し。

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2006年07月25日

農家の嫁の事件簿

今回も最近出た、大好きな本と、それにまつわるブログの話です。あまりにも有名なので、知っている人は多いと思うけど、農家の嫁の事件簿という超人気ブログがある。そのブログを書いている、akiさんこと、三上亜希子さんが、そのブログの中から文章&イラストを集めた本、「農家の嫁の事件簿 こちら北国、山の中」という本を出版した。

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三上さんは埼玉出身の、普通のサラリーマン家庭の娘だった。ところが、学生時代に研究で岩手県を訪ねたのがきっかけで、岩泉町という小さな町に就職。そしてついにその町のさらに山の中の釜津田という集落の、専業農家の長男と結婚した。三上さんのブログはそこで毎日起きるできごとを絵とイラストでつづっています。

それがどうした、と言われそうだけど、読めば読むほど味が出る、というより、心が洗われ、何だか幸せな気分になり、こっちまで元気を出そう、という気になってくるのです。農家の嫁なんて言うといかにも大変そうだけど、三上さんは実に毎日を前向きに、そして楽しく生活している。そして、いろんな発見に素直に感動したり喜んだりしている。その姿がすばらしいと思うわけです。

さらに、山菜や田舎の漬物の話題なんかもわりと良く出てくるので、田舎暮らし好き、野や山の物が大好きな私にとっては、それもうれしいというわけです。ぜひ、まずはブログを読み、そして本を手にとってほしいと思います。例によって、アマゾンなどの通販サイトからも購入できますよ。

岩手バンザイ、農家の嫁の事件簿バンザイ、というわけでついでにひと押し、バンザイ!

posted by 炎の料理人 at 00:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

ギー

職場の同僚がインドを旅行して、お土産にギーを買ってきてくれた。

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ギーは、インドでとてもよく使われる油だ。常温では固形である。牛や水牛などのミルクを発酵させ、撹拌して作ったモノなのだが、それなら発酵バターじゃないか、といわれそうだ。しかし、バターよりずっとアッサリしていて、香りも控えめ。

日本語で「澄ましバター」と呼ばれるそうで、つまりバターからさらにタンパク質などの乳成分を取り出し、純粋な脂肪に近づけたものらしい。

炒め物に使うとコクが出るし、カレーなどの材料を炒めるのにも最適。現地ではお菓子作りにもよく使うそうだ。

以前、やはりお土産にもらって気に入った。ところが、これだけインドの食材なども日本に入るようになっても、このギーはめったに店頭で見かけることはない。一方で、インドではどこの店でもたいてい売っているらしい。

同僚には頼んで買ってきてもらったのだが、現地で案内をしてくれた人に「お土産にギーを買いたい」と言ったら、「そんな物はお土産にはならない。あなたは何か聞き間違えたか、その人が勘違いをしているか、どちらかではないか」と何度も確認されたらしい。

たぶん、外国のお客さんが日本でお土産にスーパーで天ぷら油を買うような感じなんだろうなあ。そんなわけで、入手困難な食材です。あなたの周囲でもインドへ行く人がいたら頼んでみたら?けっこう日持ちもしますよ。

梅雨がなかなか晴れませんが、ここはひとつグッといってさっぱりしましょう。



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2006年07月22日

ラタトゥユ

この季節になると、夏野菜が本当においしくなって、しかも安くなるのがうれしい。それを思いっきり使った、本当においしい料理がこれだ。

トマト 大2コ
ナス 1本
ピーマン 大2コ
ニンジン 大1本
タマネギ 1コ
エリンギ 2本
ニンニク 2片
オリーブ油、塩、コショウ、好みでハーブソルト

材料はすべて乱切り。できるだけ同じくらいの大きさに切った方がいいが、神経質になる必要もない。

まず、鍋はできるだけ厚手のふたがきちんとしまるものがいい。ダッチオーブンだと最高。ルクルーゼなどの鋳物ホーロー鍋や、ビタクラフとなどの多層構造鍋でも可。鍋に油をひき、つぶしたニンニクを弱火で炒める。そこへタマネギを入れてしんなりするまで炒める。さらに、ニンジンを入れて炒め、後は材料をどんどん放り込んでいく。

ふたをしたら弱火にして、じっくりと煮込む。味付けは最後に、塩コショウで決める。ハーブ系の香りが好きな人はハーブソルトも入れて、味を見ながら調節する。

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とにかく一切水を加えない。味の決め手は野菜そのもののうまみ。中でもトマトは重要で、トマトの分量で味が左右される。その辺は自分の好みを見つけよう。だけど、フランスのごくありふれた郷土料理というだけあって、誰が作っても必ずおいしくできる。

できれば野菜は全部露地物でそろえたいので、青空市などで野菜がしっかり手に入ったときに作ってほしい。野菜は苦味が出るアブラ菜科、キク科の野菜(コマツナ、春菊など)以外なら何でもOK。キュウリ、ズッキーニ、カボチャなども合う。

アッサリしているのに味が深い。コンソメとか化学調味料は決して入れないでください。野菜の力はスゴイ、とうなるしかない。

夏野菜のうまさに免じて、ポチッとお願いします。
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2006年07月21日

漬物

三次野菜ツアーの話の続きですけど、そのお宅ででた料理の中に、すばらしい漬物がありました。色とりどりの漬物を見事に皿に並べて出してくださったのです。その写真がこれ。

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県北の農家などでは、よく「漬物のオードブル」と言って、本当に仕出し屋さんのオードブルセットのように、多彩な漬物をきれいに並べて出してくださる家があります。まさにそれですよね。目でも楽しめ、舌でも楽しめるのですから、二倍お得。

中でも特においしかったのは、田舎の涼しい漬物蔵でじっくり漬けこまれた白菜や広島菜の古漬け。なんていい香りと深いうまみなんだろう。わが家でもぬか漬けを漬けていますが、古漬けはちょっとムリ。うらやましいなあ。田舎に住みたいです。

そんなわけで、わがブログもじっくり育ててやりたいと思います。ひとつ後押しを。
posted by 炎の料理人 at 00:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月20日

サバ

となりの釣り好きのおじさんが釣りたてのサバをくれた。「やせてて脂がのっとらんよ」とのこと。しかし、ごらんの通り鮮度は抜群だ。

脂が乗ってりゃみそ煮か塩焼きでしょうけど、この鮮度だがら、刺身ですね、ということで、今日は妻が三枚におろしてくれた。

いや、やっぱり青魚の刺身は最高です。イワシ、サンマ、アジ、トビウオなど、鮮度がよくないと食べられないけど、その新鮮なものにあたったときは幸せですね。

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こうしてブログを続けられるのも、みなさまのおかげです。ひとつよろしくひと押しを。
posted by 炎の料理人 at 08:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月18日

野菜、野菜、野菜…

三連休のなか日、仲間と三次市の農家を訪問して、トウモロコシ狩りをさせてもらった。ご主人は事前の電話で「来てもらうのはいいのだけど、今年は日照不足でトウモロコシが間に合うかどうか」と心配そうな声。しかし、こっちは田舎の風景を見られるだけでもうれしいのだから心配無用。娘と娘の友だちもついてきた。

いや、すばらしい休日でした。こっちは13人のグループだったのですが、向こうはそれ以上の人数で迎えてくださった。ナス、キュウリ、アスパラ、トマト、ニガウリ…。小雨の中で雨粒を身にまとってすばらしく美しい姿を見ることができました。

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それからなんと言っても食べ物。キュウリの酢の物、ナスの煮物、ばらずし、米の粉で作った麺、フキの佃煮などなど。すべて地物の材料を使った、手作りの素朴な料理ばかりでした。どれも野菜の自然なうまみが感じられ、何だか身も心も浄化されるような感じです。柏餅を作らせてもらったりして、娘も喜んでいました。

そして、極めつけはトウモロコシ。畑でもぎたてをただ蒸しただけで、塩もなんにも付けないのだけど、実に甘い。プチプチとした食感で口の中にジュース分がはじけるように広がり、自然な甘さで口の中がいっぱいになる。トウモロコシはもぎたてがいちばん甘く、その後はどんどん甘みが落ちるらしい。いやあ、実にいい休日でした。

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やっぱ野菜よね、と思ったあなた、思わなかったあなたも、グッといってちょうだい。
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2006年07月17日

ハモ

夏の魚、ハモである。生まれ故郷、京都では、祇園祭とハモというのがセットになっている。まさに、あの暑い盆地の夏には欠かせない食材だ。

京都では「落とし」で食べる。いわゆる湯引きである。骨切りをしたハモをぐらぐら沸くお湯に落とし、さっと湯にくぐらせて氷水でキリッと冷やす。そして梅肉や酢みそで食べる。ハモの皮をキュウリと合わせた酢の物というのも関西の味で、なかなかイケル。

これはこれでうまいのだが、瀬戸内海の生きのいいハモを身近に手に入れられるようになってから、何もわざわざうまみを湯に捨てるような食べ方をしなくてもいいな、と思うようになった。焼いてよし、煮てよし、鍋など、抜群にうまい。

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写真のハモは少々小ぶりだった(そのかわり安かった!)ので、骨切りも大雑把にして、軽く干して焼いて食べた。小さいハモでも、ちゃんと脂が乗っている。魚に関しては、やっぱり京都より広島ですわ。

ここでお会いするのも何かの縁。一押しよろしく。
posted by 炎の料理人 at 21:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月15日

ほおずき祭り

今日は近くの通りで恒例の「ほおずき祭り」があった。短いとおりの両側に露店が並ぶのだが、いわゆるプロのテキ屋ではなく、素人さんや近所の店の人たちがやっているので、なかなか良心的で食べ物も安くてうまい。

そんなわけで、たまには人が作ったモノを食べるネタもお許しいください。焼き鳥、鮎の塩焼き、韓国風のぶっかけうどん、ビールに焼酎と、飲んで食っての時間を過ごした。

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いつも行く近くの佐々木精肉店の焼き鳥、特に鳥の皮がよかったなあ。牛ももはあんまりいい肉じゃなかったよ、おやじさん。来年はもうちょっといい肉を使ってね。

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それにしても蒸し暑い一日だったので、夜になっても全然涼しい風が渡らない。おまけにたくさんの人手で、むせかえるようだった。

お祭りで無礼講ということで、ここはポチッとお願いします。
posted by 炎の料理人 at 22:41| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

お弁当アートの作り方

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今回は直接、外めしの話ではありませんが、まあ、お弁当も外めしの一つと考えれば関係なくもないか。

すばらしい本が出ました。「お弁当アートの作り方」。著者の寺島淳子さんは伊丹市にお住まいの女性です。最初はお嬢ちゃんのためにお弁当を作っていて、子どもが少しでも楽しめるようにと、アニメのキャラクターなどをかたどった、「キャラ弁」を作るようになったのです。

そのうち、お嬢ちゃんが給食のある幼稚園に入ったため、お弁当が不要になり、今度は会社勤めのご主人のためにお弁当を作り始めたのです。それは有名人の似顔絵だったり、いろいろな品物だったり。それが抜群にうまいのです。

しかも、特別な着色料などの添加物は使わず、どれも安心して食べられる材料を使って作られているところがすばらしい。その作品をブログで発表しているうちに人気が出て、ついに出版が決まった、というわけなんですね。

この本では、その技をすべて公開。傑作の写真もたくさん収録されています。「私にはとても作れない」という人も、見ているだけで楽しめます。出版社はエクスナレッジ

アマゾンなどでも購入できますよ。

本を買う前に、まずは一押し。
posted by 炎の料理人 at 18:37| Comment(7) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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