2006年03月28日

移動ストーブ

庄原のワークキャンプに参加してきました。林業や農業の体験をみんなで一緒にして、庄原の伝統のある民家に泊まるのです。

ここでの楽しみが食事。地元の米や野菜をふんだんに使い、素朴だけどおいしい食事をみんなで囲みます。ご飯は薪&羽釜で炊きます。この水加減、火加減が以外に難しいのですが、この日は抜群のでき。うっすらと焦げができて(これがウマイんだよね)、米の一粒一粒が立っている。

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実は、このお宅には、立派なくどがあることは以前も書いたと思いますが、実は今冬の大雪で煙突が折れてしまい、現在は使用中止。そこで、臨時に移動式の薪ストーブを使っているわけです。森林作業場などでよく使われるヤツらしいけど、なかなか使えます。
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野草

庄原の田んぼのあぜを歩いていたら、ノビルとカンゾウの若芽を見つましけた。

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上のがノビル。野蒜と書きます。ネギに似てるでしょう。味もネギにそっくり。食べるときは、よく洗って下の白い部分を切り取り、皿に取ってラップをかけ、電子レンジで軽くチンします。酢みそ和えがよく合います。鱗茎と呼ばれる、タマネギみたいな部分は、特に甘みがあっておいしいです。

緑の部分も万能ネギの代わりに使えます。みそ汁やうどんに入れてもよし。細かく刻んで卵と炒めれば、ニラ玉ならぬヒル玉。これもいけます。

春先の早い時期から食べられて、花芽がとう立ちするまで大丈夫。どこにでもある野草で、ちょっと慣れれば誰でも見つけられるので、ぜひお試しアレ
。ただし、鱗茎は、かなり土中深くに眠っていますので、移植ごてなどでしっかり深くまで掘り返す必要があります。

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こっちがカンゾウ。オレンジ色のユリのような花が、真夏に咲きます。実はヤブカンゾウとノカンゾウの二種類がある。「ヤブ」は八重咲き、「ノ」は一重です。これのつぼみを干したものが、中華料理の食材、「金針菜」。漢方の効能もあるそうです。

若芽は、葉っぱが伸びて垂れないうちが食べ頃。写真のようなのが限界です。これ以上葉っぱが伸びると、葉先がしゃこしゃこしておいしくありません。

これも酢みそ和え、あるいは、おあげとたいたり、肉とたき合わせてもいいです。香りのないネギのような食感で、特に根元の白い部分が甘みがあるので、しっかり根元まで取るようにしましょう。
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2006年03月19日

よもぎだんご

ちょっと寒かったが、ようやく受験が終わってボーッとしている娘を誘ってよもぎを摘みに行った。

最初は「そんなのホントに生えてるの」とか「どれがよもぎかわからん」と言っていた娘も、だんだんこつをつかんで、遠くからでも、ほんのり白っぽい感じがする葉っぱの微妙な色合いでよもぎを見分けられるようになった。「こんなこと、高校では教えてくれんぞ。お父さんのおかげじゃ」と恩を着せつつ(本人は「こんなこと知っててもほとんど役に立たん」と言っていたが…)帰宅。
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よもぎ ゆでて絞った状態で50グラムぐらい。
だんご粉 300グラム
水 200ミリリットル
あんこ 適当

よもぎはよく水で洗い、ごみを取り除いて熱湯でさっと湯がく。これを冷水に放ってぎゅっと絞って水気を切る。まな板の上で包丁でとんとんとていねいに何度もたたいてペースト状にする。繊維の長さが長いままだとだんごにうまくなじまないので注意。

ボウルにだんご粉を入れ、水を少しずつ足しながら練っていく。このとき、水を入れすぎるとべたべたになってしまうので注意。水が全然足りないなと思うくらいでも、練っていると、だんだんしっとりしてくる。

全体がなじんだら、よくたたいたよもぎを混ぜて、全体に緑色が行き渡るようにする。

大きな鍋にたっぷりお湯を沸かし、ひと口大に丸めただんごを入れていく。最初は底に沈んでいるが、ゆでているうちにだんごが泳ぎはじめ、やがて水面上に浮いてくる。こうなったらゆであがり。
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器に取って、温めたあんこを入れ、あんこをだんごにからめながら食べる。あんこはもちろん、ダッチオーブンで煮たお手製。もう、うっちゃうまい。さすがに減らず口の娘もこれには納得。つるっとした食感のだんごと、小豆の風味がしっかりあるあんこが、絶妙のバランスです。
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posted by 炎の料理人 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | レシピ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

弁当

弁当を作り始めた。ふだん、妻に作ってもらって持って行っていたのだが、春休みなどで子どもの学校が休みになると、「一人分だけ作るのは面倒」という理由で、弁当が作ってもらえなかった。それなら自分で、と思ったわけだ。

といっても、朝の時間は貴重なので、週末に日もちがする常備菜を作ったり買い置きしたりしておく。朝は、野菜などを中心に簡単に調理できるモノを添える。

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これは、本日3月15日の弁当。婿をあわれに思ったのか、義母が煮物などを送ってくれたおかげもあって、なかなか品数が豊富だ。

ラム肉のカレー風味炒め、ミニトンカツ、温野菜(ニンジン、シイタケ)。これだけは自分で作った。さらに、たくわんのたいたん(京都弁ですな)、豆とシジミの煮物、ショウガの甘酢漬け。ここらは義母の贈り物。素朴でおいしいものばかりだ。

子どもの始業式まではがんばる。ひょっとしたら、このまま弁当係をやらされるはめになって、「ついでに私のも作って」と妻に言われたりして。ありうるなあ…
posted by 炎の料理人 at 17:50| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月05日

ソーラークッカー

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庄原へ遊びに行って、おもろいものを見つけました。ソーラークッカー。太陽の光で調理をする道具ですね。折りたたみ式のパラボラを広げて、中央に鍋ややかんをセット。太陽の方角に向けると、お湯が沸いたり目玉焼きができたり。

でも、これって当然ですが太陽が陰るとぜんぜんダメだそうです。これを展示していた人いわく、イベントとかで、ちょっと自慢げに取り出して広げたら、とたんに雲が出だして、けっきょく何も料理はできず、なんてこともよくあるらしい。

また、鍋は黒い物でないといけないし、逆に取っ手が黒いと熱くて持てない。黒いプラスチックの部品が付いていると熱で溶けてします。いろいろ制約が多いのです。まあ、遊び道具ですね。あっ、もちろん買いませんでした。これで作ればめっちゃおいしくなるのなら考えますが…
posted by 炎の料理人 at 17:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

干し野菜

そんなわけで、マイブーム。干し野菜やってます。庄原の友人が、すばらしいザルをくれました。太陽の恵みいっぱい。いい味になりますよ。

ほかにもいろいろ干してみたいですね。いいアイデアがあったら教えてね。
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posted by 炎の料理人 at 17:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 食材 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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